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Web会社で見習いマーケターとして働く何か色々ギリギリガール

映画「セッション」と最近話題の本「GRIT やり抜く力」

久しぶりの記事ですみません。

最近、会社のPCを新調してもらって、最新のMac book Pro touch barを使っているのですが、(しかも格好つけてUSキーボード)確かに軽くなったけど、キーボードにスプリングが無いのでタイプすると何かペタペタする。。

Touch barで唯一いいのは指紋IDでロック解除とかできることですね。

 

さて、表題の件、、

Huluでずっと観たかった映画「セッション」を観ました。

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何の偶然か、今日仕事終わりに立ち寄った書店で最近話題の本「GRIT やり抜く力」を読みながら帰宅しており、「セッション」を見て思うところがあったので記事を書きたいと思ったのです。

(まだ30ページくらいしか読んでいないのですが多分最後まで読んでも書いてある内容と相違ないだろうと思い、半分知ったかぶって書こうと思います。)

 

ちなみに今回参照した本はこちら

ブロガーさんの記事に良くある、バナーみたいな奴貼りたいけど私の未熟スキルではできなかった。。

https://www.amazon.co.jp/やり抜く力-GRIT-グリット-人生のあらゆる成功を決める-究極の能力-を身につける-アンジェラ-ダックワース/dp/4478064806/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1488212140&sr=8-1&keywords=GRID

 

 

★ネタバレ普通にしますのでご注意くださいね。

 

映画「セッション」は、

有名音楽大学でこの教授のバンドに入ってうまいことやれば有名な音楽家になれるという超スパルタだけど成功を半分約束されたようなバンドに、普通のクラスでもサブのドラマーだった主人公が教授からスカウトを受け、鬼教授のスパルタに耐えながら自身も血まみれになってドラマを叩きまくりなんとか食らいつこうとするも、大事な大会で失敗をし、結果大学を退学。その後、生徒から行き過ぎた指導の内容をリークされ音大をクビになった鬼教授と再開しプロのバンドに引き入れられ、最後のセッションをするという、ざっくり言うとそんなお話です。

 

書きたい内容の本筋からは逸れますが、この映画はとても秀逸です。

指導者の天下、みたいな場所を知らない人が観たらきっと、「共感できない」「鬼教授イカれてる」と思うようですが、それはその人の想像力や視野が狭いと思います。

仮に自分がそういう場所にいなくとも、近くには必ずあるはずです。

例えば強豪スポーツ部とか、厳しいけれど就職率の良いゼミとか、仕事のチームとか、演劇の世界もそんな感じ。

気に入られれば将来は保障されたようなもの、だから媚びたり、少し褒められたり自分より他人が叱られているのを見ると内心ほくそ笑んでしまう。

指導者を盲信してしまう。

 

閉じられた、指導者が神さまみたいな、異様な小空間です。

外から見ると気持ち悪いんですが、その世界にいる人間からしたらその世界が全てになってしまう。

 

そういう世界を踏まえて見ると見方が変わるんじゃないかなと思います。

別に共感できない世界の話ではなく、もっと身近な話ですよこれは。

 

さて、その鬼教授は天才を生むことに執着を燃やし行き過ぎたスパルタ指導をします。

言葉の暴力、普通の暴力、きちんと叩けるまで何時間でも同じパートを叩かせたり。。

 

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「このくそマザーファッカー!!もっと早く叩け!!!!!!テンポが違う!!!もう一回だくそやろう!!!!!」

 

鬼教官も狂ってますが、主人公も大概です。

初めてのバンドの練習で周りの人間もいる前でボロックソに言われ、悔しい思いをした主人公は狂ったようにその曲を練習します。

手は血まみれ体は汗まみれ、ドラムに血が滴るほどビートを刻みます。

1曲まるまる暗譜してしまうほど。

 

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大会の日、正演奏者に楽譜を持っていろと言われたのにベンチに放ってペプシを飲んでいたら(アメリカの映画の主人公は突然ペプシを飲み始めるという癖があります)楽譜が消えていて正奏者は暗譜していないから叩けないと言い、自分はできますと教授に言って本当に完璧に演奏し、その日から正奏者に指名されることになります。

 

普通レベルのクラスでも正奏者になれなかった主人公は、野心と取り憑かれたように努力する力がありました。

 

ここで面白いのは、教授は「生れながらの天才」はハナから想定していないことです。

バンド初日の主人公に鬼教授はこう言います

「超有名なドラマー(名前忘れた)が偉大な音楽家になれたのはそいつの師匠からシンバルを投げられたからだ。だから上手くなった」

痛めつけられて、辞めたくなるほど辛い思いをしてもまた努力をして立ち上がり壁を超え、完璧な奏者になれと主人公に言うわけです。

 

「GRIT やり抜く力」の中で、天才や成績優秀者でも脱落する人間が多いのは何故か、努力し困難に屈せず、やり抜くことができないからだ。と言っています。

 

「セッション」の練習に取り憑かれる主人公を観て、あれほどまでに打ち込んで努力することが単純にすごい。(行き過ぎて精神的におかしくなってたけど)

でも、ああいうような人間がやり抜ける人間なんだろう、と思ったのです。

 

主人公がああまで取り憑かれたのは、野心があったからです。

野心があって、俺はこんなもんじゃない、もっとでかくなるぜみたいな思い上がりがあったからでしょう。

その思い上がりと同じくらい今の自分がコンプレックスの塊で変わりたくて仕方無かったんだと思います。

自分自身に重ねてしまいすぎているやも知れませんが、私にはそう思えました。

 

やり抜く力が自分にはまさに足りていないってこと分かっちゃいるんだ…。